|
動物が病気や怪我をすると、ものを食べずに発熱して治す。
この「食物を食べないこと」と「発熱」で、動物は、何億年もの間、
生命を守ってきた。
よって「健康増進」「病気治療」の両輪は、この2つである。
日ごろ、朝食を抜くというプチ断食で一方の条件はクリアーできる。
もう一方の条件は、筋肉運動と入浴でクリアーしていく。
● 筋肉運動
人間の体温の40%以上は、筋肉で作られる。
その筋肉の70%以上が腰から下に存在するのである。
だから足腰を鍛える運動をすることが体熱上昇にとって大切である。
筋肉が動く、つまり、収縮と弛緩を繰り返すと、筋肉の中を走っている
血管が収縮したり拡張したりする。
これは全身の血流を良くし、心臓の働きを助けているのである。
よって、筋肉運動をすると心臓の負担が減る。
逆に筋肉運動が足りないと足がむくんだりするのは、心臓に負担がかかるからだ。
また、胸とはらを境にしている横隔膜を存分に動かすような腹式呼吸をすると
内臓が横隔膜によりマッサージされることになり、血液が良くなり、
心臓の働きを助けてくれることになる。
日ごろ、スポーツをする習慣のない人は、ウォーキングをすることが大切だ。
一日一万歩以上歩くと、動脈硬化を予防するHDLコレステロールが上昇することが
わかっているし、一日の運動不足が一挙に解消される。
● 入浴
体を温めるための一番、簡単な方法が入浴である。
熱めのお湯(42度以上)は交換神経を緊張させるので高血圧や不眠症の人には
不向きだが、低血圧や胃酸過多に人には良く
逆にぬるめのお湯(39度以下)は副交感神経を刺激するので
高血圧、疲れ、不眠症、ストレスのある人には良い。
入浴は体を温め、発汗や排尿を促して、血液の汚れを浄化してくれるし、
白血球の働きが促進されて、殺菌力や抗ガン力も増進される。
またプラスミンという血栓溶解酵素の産出も促され、脳梗塞や心筋梗塞などの
血栓症の予防、治療に繋がる。
|