|
遺伝子情報の中で、「食事を断つと生命力が復活する」という
情報がインプットされている。
ですから「体調が悪くなると食事を断つ」という情報が組み込まれているため
犬でも猫でも体調が悪くなると餌を食べない。
ところが人間はそれに従わない。
「食事を断ったら衰弱する」という考え方が先にたってしまう。
人間が断食の良さを知るのは別の方法です。
宗教的な立場から断食の良さを知る場合があります。
精神修行を目的に断食しているうちに、病気が治るという体験をします。
宗教上の断食は仏教でもキリスト教でも古くから行なわれています。
中でも有名なのがイスラム教のラマダンです。
ラマダンは、毎年9月にだいたい4週間行なわれます。
「太陽が昇ってから日没までは飲食物を口にしない」という半日断食です。
このラマダンで善玉コレステロールが高くなるという報告があります。
また快楽物質と呼ばれるβエンドルフィンが脳内に増えてきます。
過敏性腸症候群の患者さんが、大脳ドーパミン作動系機能の低下した人が
多いのですが、断食すると正常化することもわかっています。
また、断食中に血中のケトン体が上昇して、これが脳細胞を刺激し、
脳波にα波が増える。
α波が増えると、恍惚感を感じたり、精神安定効果があるんです。
断食をやって悟りを開くというのはこのことです。
これが断食で精神修行が出来るという根拠です。
さらには、断食をすると副腎や脳下垂体が鍛えられ
ストレスに強い体になります。
|